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和紙の主な原料の楮は毎年収穫できるほど成長が早く、畑で栽培されるため、自然森林を壊しません。
また、抄造工程にほとんど化学薬品を使いません。
(ソーダ灰を使いますが、食品添加物としても使われているものです。)
そのため、リサイクルもしやすく、その際に環境を汚しません。
非木材紙でもありますので、究極のエコペーパーと言えるかもしれません。

紙の原料の植物にはリグニンという物質が含まれています。これが紙に残ると紙力を低下させ、光や酸素にふれると変色し紙が変質します。
和紙に使われる楮、三椏、雁皮などの植物の内皮(靭皮)繊維にはもともとリグニンが少なく、その少ないリグニンを取り除くためにも優しい原料処理を行うため繊維を傷めません。さらに繊維が長いため紙力が強く、和紙は保存性が良いのです。

機械で漉くことのできないとされていた楮の繊維も機械漉きが可能になり見た目も手漉き和紙に良く似た紙が作られるようになりました。
機械漉き和紙は大量生産されるので安く、品質的にも一定しており、多量に使用する目的に大変適しております。
一方、手漉き和紙は工程のほとんどが手作業で、和紙の原料はそれぞれの紙漉き職人が使用する分だけ準備されます。そのため同じ植物の原料を使用しても、その処理の仕方や漉き方の違いにより、違った和紙が出来ます。
それが個性になり産地の特色となっていて、"温かみのある"紙ができるのが 手漉き和紙の特徴といえると思います。
用途に応じて手漉き和紙と機械漉き和紙を使い分けることが大事です。
・和紙に関するご質問、ご要望がございましたらお問い合わせ下さい。
出来る限りお答え致します。
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